京都伏見
名水 紹介
伏見の名水
伏見の名水は、大きく分けて3種類に判別できます。
(伏見東部・伏見中央部・伏見南部)
水の成分は微妙に違います。
また
井戸の深さ
(不圧地下水=地表より約20メートルまで。被圧地下水=地表より約30メートル以下)
によっても成分は異なります。
ここで紹介する名水は、
伏見東部に限らせて頂きます。
伏見の名水 伏見の名水
金運清水
(きんうんしみず)
大黒寺境内
白菊水
(鳥せい本店 北隣)
大黒寺の秘仏出世大黒天さまに
毎月1日金運水をお供えされる
霊験あらたかな水と言われています。
金運良好、資産増加、厨房守護、子孫繁栄
などにご利益があると・・・・

金運清水を頂き、大黒天さまに御参りを行い、
金札宮に参拝し
宝くじを購入すると良い事が
起こるかも!!!


地図はこちら


白菊水の伝説は、
その昔

稲の豊作を願い白菊を愛でる翁(仙人)が
「この地に日照りが続き、稲が枯れるような時、
私が愛でた白菊の露の一雫より
清水が湧き出す」
と告げたとされています。

その白菊の翁が姿を変えたと言われる
「白菊石」は
御香宮の境内に祀られていますが、
室町時代には、金札宮に祀られていた。
詳しくは、金札宮をご覧ください。

(清酒 神聖 仕込水)

地図はこちら
伏見の名水 近日追加予定
伏水
(ふしみず)
黄桜酒造内
さかみず
(大倉酒造記念館内)
伏見はかつて「伏水」と言われていました事から
「伏水」と命名されました。
この井戸の深さは約60メートルで、
ナトリウム・カルシュウム・マグネシウムなどミネラル分を
適度に含み、清酒特有のまろやかな
口あたりを生み出し、
酒造りにはなくてはならない
生命の水として大切に守られています。

豊臣秀吉は、伏見城内に「金名水」「銀名水」と
呼ばれる井戸を掘り、茶会にもちいたと
言われています。


地図はこちら

近日追加予定
伏見の名水 伏見の名水
閼伽水
(あかすい)
長建寺境内
御香水
(ごこうすい)
御香宮境内
「閼伽水」とは、仏に供える
水の事をさし、長建寺
本尊弁財天でお供えされるほか
密教十二天のひとつである水天尊(水の神)にも
お供えされている。


弁財天は、財宝福徳、出世開運、息害延命、諸芸上達など
の福益をもたらすと言われています。
江戸時代には淀川を往来する廻船の守護神として
信仰を集めました。
弁財天は、河川が神格化したものといわれ、昔インドでは、
水の神として尊崇されていました。


地図はこちら

平安時代の貞観4年(863年)境内から
水が湧き出し
香りが四方に漂い、この水を飲むと
病気がたちまち癒されたとの事から
清和天皇から「御香水」と命名されました。

明治時代には涸れてしまいましたが、
昭和57年の春に復元
水量の豊富で保存管理が良いことから
「名水百選」に
環境省より認定されました。

地図はこちら



伏見の名水
常盤井水
(ときわいすい)
キンシ正宗構内
常盤水は、中硬水の水質として鉄分が少なく
カリウム、カルシウム、クロール等も
適度に含まれており
低温でしっくり発酵しきめ細やかでまろやかな
酒質には欠かせない
水です。
全国名水百選のひとつに選ばれた
御香水と源をひとつにしています。


(清酒 キンシ正宗 仕込水)

地図はこちら



ご近所さん見聞録


ご近所さん見聞録 歴史・史跡 神様、仏様 お酒屋さん ギャラリー
料理屋さん お店屋さん 歳時記 ニュース 散歩道(マップ)