Akira Magazine
ネイティブアメリカンの文化・彼らの世界観

彼らの世界観


ネイティブ・アメリカン彼らの文化に興味を引かれた言葉を紹介。



ワシントンの大統領が我々の土地を買いたいと言ってきた。
しかし 土地を売り買いする事が何故 出来るのだろうか?

我々にとって大地は隅々まで神聖なものだ、
砂浜も草地も森を包む霧も松葉の一本一本も聖なる物なのだ。

我々は大地の一部であり、大地は我々の一部だ 花々は我々の姉妹で 熊や鷲や鹿は我々の兄弟だ。

湖の清んだ水に映る影は、我々の思い出を語る。
せせらぎの音は、祖父の声であり 川は我々の兄弟だ 川はカヌーを運び子供たちに食べ物を与えてくれる。大気は尊いものであり あらゆる生き物と魂を共有している。

我々の祖父に最初の息を与えた風は また 彼の最後の息を受け取る。
大地が人に属するのではない、人が大地に属するのだ。 あらゆるものは繋がりあっている。

命の網を編んだのは人間ではなく、人間はその中の一本の縄にすぎない。

もし バッファローが、皆殺しにされてしまったらどうなるのだろう。

森の奥の奥まで人間の臭いが溢れ緑ゆたかな丘の景色が電線で損なわれたらどうなるのだろう、

それは生きることの終わりだ。我々インデアンが 原野と共に消えてしまった時、この岸辺や森は、まだ ここにあるだろうか? 
わたしの一族の魂が 少しでもここに残っているだろうか?

我々はこの大地を愛している。赤子が母の胸の鼓動を愛する様に、
もしも我々が あなたたちに土地を売るような事になっても我々と同じようにそれを愛し慈しんで欲しい。

子供たちのために土地を守り愛して欲しい。

神が我々すべてを愛する様に、神はただひとつでありインデアンであれ白人であれ我々はすべて兄弟なのだ。


                                                       シアトル首長の言葉(1852年)



 
ナバホ族の砂絵

彼らの神話も興味深い神話が数多くあります。
 

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砂絵ギャラリー

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