Akira Magazine
ネイティブアメリカンの文化・彼らの世界観




ネイティブアメリカン ナバホ族の砂絵  

 

ナバホ族の言葉では、

神が行き来する場所」との意味があります。

ネイティブアメリカンの世界では、

癒しの儀式に使われ一度 

儀式で活用された砂絵は、そのつど取り払われていました。

1940年代ころより

永久的に残すため工夫を行い現在に至っています。

ここで紹介する砂絵は、

ネイティブ・アメリカンにより創造されたオリジナル作品です。

あなたも砂絵の力を活用して癒し(Healing)の世界を体現して見ませんか?



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砂絵について  

北米大陸、南西部や大平原地域の先住民(ネイティブ・アメリカン)が,
治療儀式の一部として,
聖なる地面に多色の砂を用いて描いた絵です。

ナバホ族の間でもっとも発達しましたが,
周辺のプエブロ族や大平原地域の先住民の一部も儀式の折に
砂絵を描く習慣をもちます。
ナバホ族の場合,神聖な色とみなされている白,青,黄,黒,赤の5色の
砂が用いられ,
宗教的な建物の床に,
シャーマンの指揮により儀式の参加者が絵を手分けして完成させます。

表現されるのは神話上の神,儀式風景,稲光,日光,虹,山,動植物などで,
いずれも彼らの神話の中で重要な役割を果たしているものです。

これらは自然との調和を目ざす彼らの世界観を反映しています。
砂で描かれた絵は,
本来は保存してはならず,儀式の終了とともに消されるのが普通だったのっですが
現在では,
変形した絵の一部を板のうえに表現し,芸術品、民芸品として紹介しています。

また 日本では、中国から伝わった盆石、
チベット仏教僧が創作する砂絵マンダラがあります。


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ナバホ族について

 現在のアメリカ合衆国アリゾナ州北東部とニューメキシコ州北西部を中心に広がる
保留地に居住しています。
言語学的にはアサバスカ(ナ・デネ)系言語を話します。
もともとカナダ北西部の北方森林地帯に居住した遊動的な採集狩猟民で、
アパッチ諸族の祖先とともにロッキー山脈東麓沿いに南下し,
今から約1000年前に南西部に達していました。
人口は約16万(1975年)で,ネイティブ・アメリカンで最大の人口を有する単一部族です。


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ネイティブ・アメリカンについて

現在のアメリカ合衆国に住む先住民族の方々です。
(アラスカ州に住むエスキモー、アレウト族を省く)先住民の部族数は
約500部族以上になります。
住んでいる(住んでいた)地域の気候風土により部族の人数、文化、風習がことなります。
また 彼らの神話も興味深い神話が数多くあります。



砂絵ギャラリー開設について

   1990年以降、アメリカ西海岸に出張が多く、サウサリート市(カルフォルニア州)の

芸術村で初めて砂絵と出会いました。

 砂絵の存在を知っていただきたく思い
・・・。

 

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