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京都伏見 |
史跡 紹介 | ||||||||||||||||||||
伏見奉行跡・ 桃陵団地付近の歴史 伏見の地は、平安時代 鳥羽と並ぶ貴族の 別荘地帯であった。 この地が繁栄したのは、豊臣秀吉が伏見城を築き 城下町と伏見港を整備してからである。 江戸時代 3代将軍 徳川家光が豊臣ゆかりの伏見城を 完全に壊したが交通の要所である伏見の地を 重くみて寛永元年(1624年)富田信濃守の屋敷 跡に幕府の直轄地「伏見奉行所」を設け監視にあたった。 明治維新の時は、幕府軍がこの地の伏見奉行所に 立てこもり官軍と戦った。 その後明治時代には、陸軍の土地となり工兵隊の 基地となり 第二次世界大戦終了後は、 米軍に接収さてその後返還され市営住宅 桃陵団地となりました。 地図はこちら |
松尾芭蕉 ・ 任口上人 「我衣にふしみの桃の市雫せよ」と 碑文に刻まれています。 貞享2年(1685年)任口(宝誉)上人の高徳をしたって 訪ねてきた芭蕉が、出会いの喜びを伏見の名物で あった桃にことよせ詠じたもので 「野ざらし紀行」に”伏見西岸寺任口上人にあふて”と あります。 碑は文化2年(1805年)の建立。 任口上人は西岸寺の三世住職で重頼門下の俳人。 法名は如羊と称し、宗因に連歌・維舟に俳諧の 手ほどきをうけた。 晩年、談林の長老としてしたわれ 当寺院に訪れる客は多く 西鶴や其角、玖也、季吟、意朔ら 当時の著名な俳人も多く足を運んだ。 任口上人は貞享3年(1686年)81歳で亡くなり 西岸寺の墓地にまつられている。 地図はこちら |
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伏見銀座跡 徳川家康が慶長6年(1601年) 大阪 堺より大黒常是、 大阪 平野より末吉勘兵衛を召しいて この地に「伏見銀座」を開き慶長丁銀 慶長小粒・豆板銀などが鋳造され 金銀の品質が初めて統一された。 銀座名の発祥の地です。 地図はこちら |
両替商跡地 このあたり両替町1丁目には、 聖徳太子伝授の柿木浜地蔵堂があって 伏見城築城以前より開けていました。 徳川家康が「伏見銀座」を開き 両替銀座仲間が免許かされ同業者が軒を つらねた跡地です。 また 日本で最初による麻酔薬による手術を行った 「華岡青洲」の師である「伊良子道顕・道牛」の 父子がこの地で外科医を開業していた地でもあります。 地図はこちら |
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市電発祥の地 日本最初の電気鉄道(チンチン電車) は、明治28年(1895年)京都岡崎公園一帯 で開かれて博覧会への 客輸送の為 明治27年に伏見(油掛通り)から 京都駅の間に開通しました。 地図はこちら |
竜馬通り このあたりは伏見宿の本陣・脇本陣・旅籠・船宿が 軒を連ねた場所です。この通りは初め本陣 木津屋の前の図子(小路のこと)で 有った事から 木津屋図子とも呼ばれていた。 後に南納屋町とも称された。 近年「寺田屋坂本竜馬」に あやかって個人名を冠する全国でも珍しい商店街名と なっています。 江戸時代、伏見は水運陸運都市・情報集中都市で 情報伝達業者が江戸・京・大坂・伏見の4都市に 「通日雇」(とおしびよう)と 呼ばれる公用逓送(ご用定飛脚)が店を構えていた。 寺田屋は安永年間刊行の「伏見かがみ」に 14軒の船宿の1ッとして取り上げられている。 地図はこちら |
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角倉了以の記念碑 1554〜1614年(天文23〜慶長17) 京都に生まれ,海外貿易・河川改修などに顕著な活躍をみせた 江戸初期の有力豪商。 祖父のころより土倉を営み,巨大な高利貸資本を蓄積。 これを基盤として豪商への道を歩む。 1592年(文禄1)豊臣秀吉が朱印船貿易を開くと朱印状を得, 商船を派遣,朱印船貿易に従事した。 一方,幕府の命により,1606年丹波国の世嘉村と嵯峨とを結ぶ 大堰川の開発, 1614年高瀬川の開さくに積極的に取り組んだ。 この事により 大阪・伏見・京都を結ぶ水運が完成 運搬に寄与した。 地図はこちら |
常盤御前就捕処 (ときわごぜんしゅうほうのところ) 常盤御前 (1138年(保延4年) - 1190年(建久元年)頃?) 平安時代末期の女性。(生没年未詳) 近衛天皇の中宮九条院(藤原呈子)の雑仕女で、 平治物語によれば雑仕女の採用にあたり都の美女千人中 一番の美女であったという女性。 源義朝の妾(側室)となり、 今若、乙若、そして牛若(源義経)を産む。 平治の乱で 義朝が平清盛と戦って殺され、 子供たちをつれて大和国の山中を逃亡するが、 母が捕らえられ、清盛の元に出頭して、 子供たちの助命を乞う。 常盤の美しさに心を動かされた 清盛は今若、乙若、牛若を助命する。 この石標は常盤御前の捕縛の伝承地。 地図はこちら |
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