京都伏見

西 岸 寺
西岸寺
油懸山 西岸寺
 (あぶらかけざん さいがんじ)

周辺の地名の由来ともなっている油懸地蔵を祀る西岸寺。
浄土宗のお寺で天正18年(1590年)雲海上人によって創建された。
寺伝によれば
山崎(京都)の油商人が油を灌いで供養に出たところ商売繁盛したとい言い伝えられ、
以後この地蔵尊に油をかけて祈願すれば願いが叶うといわれ人々からの信仰を集めている。
境内には松尾芭蕉が訪ねた時に詠んだ
「我衣にふしみの桃のしづくせよ」
句碑があります。


西岸寺 西岸寺 西岸寺
また
『拾遺都名所図会』には本尊は阿弥陀如来仏(立象3尺)で、定朝の作、
名前の由来は、西蓮社誉と号す、
此文字を摘で西岸寺と称す。
とあります。



油懸地蔵堂内

地蔵堂の起こりは文保元年(1317年)
舟戸御所の地を
1800坪を下賜せられ建立。

西岸寺 西岸寺 西岸寺
飛梅天満宮の神様
油懸地蔵尊
(延命地蔵)
役行者像
(えんのぎょうじゃぞう)

飛梅天満宮の記載は
後日調査後追記とさせて頂きます
地蔵尊は石仏で、高さ1,7m
幅80cmの花崗岩の表面に象高1,27mの
地蔵立像厚肉彫りしたものです。
造立は鎌倉時代と
いわれています。

役行者は、634年生まれ
(1説によると)で
神道の家
賀茂一族の分家と言われています。
本名は、
賀茂役君小角(かものえのきみおづの)。

奈良県の葛城山の麓に生まれた
山岳信仰を引継ぎ
大乗仏教を加え、
修験道と密教の基を興した行者で
古くから信仰を集めている。
西岸寺 天正18年(1590年)雲海上人によって
創建される前は、

役行者像・弘法大師象を
お祀りしいるので
以前の宗派は、
解らないとの
住職の談。

仏像・弘法大師象を
お祀りしていたが、
盗難に遭い行方しれずとの事。

道路から北へ入った
左に、飛梅天満宮の社
右に、役の行者の社
進むと
左に、油懸地蔵のお堂が有ったとの事。
また

本堂は、現在建設計画中で
平成20年に完成予定。


西岸寺
このページを作成にあたり、西岸寺 住職に尽力を頂き 有難うございました。

西岸寺

住所:京都市伏見区下油掛町809
電話:075−601−2955




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