京都伏見

長 建 寺
長建寺
東光山 長建寺
(とうこうざん ちょうけんじ)

当寺院の起こりは元禄十二年(1699年)中書島を開拓するに当り深草大亀谷 
即成就院の塔頭多聞院を移し
八臂弁財天(鎌倉時代後期作)を本尊とし祀った事から始まる。

『拾遺都名所図会』には弁財天女は弘法大師(空海)の作とあります。
寺名は、建部氏の長寿を願って名付けられた。

建部氏とは 中書島の開拓を始めた時の伏見奉行 建部内匠頭政宇。
長建寺
長建寺 長建寺
おみくじ

おみくじの元祖は、比叡山 延暦寺 第十八世天台座主
良源大僧正(912年生〜985年没)が約1000年前に現したものです。良源大僧正は1月3日に入滅されたので
元三大師(慈恵大師)と呼ばれています。


当山のおみくじは

元三大師の元本そのままを使って現代流に和歌に編集したものを
使ってるとの事です。
この様な国文学的に由緒正しい おみくじは
長建寺だけだそうです。

お護摩について

お護摩は、インドから中国を経て日本に伝えられた秘法です。
当初は、国家の繁栄と五穀豊穣を祈られていましたが、
やがて
病気平癒、商売繁盛、厄難消除を祈るように徐々に一般に
行われる様になりました。


紫燈護摩について

作法は、空海(弘法大師)の法孫で。
聖宝理源大師がお始めになった真言宗醍醐派独自のお護摩です

お護摩の行事は
節分2月3日(午後7時半〜)
弁財天祭7月23日(午後8時〜)
年2回行われます。


聖宝理源大師とは

天智天皇6世の孫で、空海の実弟 真雅を師として出家。
華厳経を学び各地の霊山で修行する。
深雪山 醍醐寺を874年(貞観16年)に創建


長建寺
閼伽水
(あかすい)
「閼伽水」とは、仏に供える
水の事をさし、長建寺の
本尊弁財天でお供えされるほか
密教十二天のひとつである水天尊(水の神)にも
お供えされている。


弁財天は、財宝福徳、出世開運、息害延命、諸芸上達など
の福益をもたらすと言われています。
江戸時代には淀川を往来する廻船の守護神として
信仰を集めました。
弁財天は、河川が神格化したものといわれ、昔インドでは、
水の神として尊崇されていました。

長建寺

住所:京都市伏見区東柳町

電話:075−611−1039

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