京都伏見
妙 見 宮
妙見宮
妙見宮(北辰系)
元禄年間(1690年頃)の建築で「開運処」と呼ばれています。
本堂内には、
北辰妙見大菩薩を中心に
七面天女・大黒天・鬼子母神
祀られています。


毎月1日 午後2時〜 妙見祭

妙見信仰とは?
北極星や北斗七星を神格化して祀ったものです。
日本の神話では、神々の筆頭にあげられる、
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)が一般になじみのある姿をしているのが、
「妙見さん」
とも言われています。
この神は、「古事記」の冒頭と「日本書紀」の一書第四に登場しています。
 
また

妙見信仰には、「能勢系」、「北辰系」の2様があるようです。

この妙見宮は
洛陽十二支妙見めぐりの1ッです。


洛陽十二支妙見めぐりとは?
京都(洛陽)の日蓮宗の寺院を中心に祀られている妙見宮を順に訪れるいうものです。
洛陽十二支とは方位で、
京都御所の紫宸殿(ししんでん)から見て12の方角(子・丑・寅…)。
起こりは、江戸中期に存在した妙見めぐりが原型で、
幕末以降に廃れてしまったものを
昭和61年 200年ぶりに復興したものです。

12の妙見さんを紹介
北  (子の方角) 善行院 境内
北北東 (丑の方角) 本満寺 境内
東北東 (寅の方角) 道入寺 境内
東  (卯の方角) 霊鑑寺 境内
東南東 (辰の方角) 満願寺 境内
南南東 (巳の方角) 日體寺 境内
南  (午の方角) 本教寺 境内
南南西 (未の方角) 法華寺 境内
西南西 (申の方角) 慈雲寺 境内
 西  (酉の方角) 常寂光寺 境内
西北西 (戌の方角) 三寶寺 境内
北北西 (亥の方角)  圓成寺 境内


また

四方神々に
北には「玄武」(亀)
東には「清龍」(青い龍)
南には「白虎」(白い虎)
西には「朱雀」(鳥)
神々おられ
各方位を鎮護していると言われています。
(明日香村のキトラ古墳・高松塚古墳には神々が描かれています)


妙見宮
(本教寺境内)

住所:京都市伏見区東大手町778
電話:075−601−2237(本教寺)



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